外観検査ソリューション個包装製品に対する複数の重要検査項目を1台で実現

噛み込み
検査

印字・印刷
検査

シールずれ
検査

ピンホール
検査

工作機械/工具破損(折損)検知・稼働監視ソリューション
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インラインの全数検査を実現します

食品、医薬品、化粧品は人の口に入ったり、肌に直接触れたりするため高い安全性が求められ、包装にも同様の安全性が必要です。特に異物混入など異常品の市場流出は許されません。

それを防ぐためには全数検査が必要ですが、効率の面からも精度の面からも人間の視覚に頼った検査は現実的ではありません。

そこで役立つのが「外観検査ソリューション」です。

素早く正確に外観検査ができるため、生産効率に影響を与えることなくインラインで外観の全数検査が可能です。

個包装製品に必要な検査項目

一口に外観検査といっても、個包装製品にはさまざまな検査が必要です。食品表示や品質に直結するため、いずれも重要です。
山善では、お客様の検査課題に応じた検査ソリューションを提供いたします。

■ 噛み込み検査

噛み込み検査

内容物が間に挟まったままパウチ包装された状態を「噛み込み」といいます。噛み込みが発生すると、内容物が漏れる恐れがあります。また、密閉されていないため、保存状態にも影響を及ぼします。

■ 印字検査

印字検査

食品のラベルには、原材料、内容量、添加物、賞味期限など、さまざまな情報を法令に基づいて表示することが義務付けられています。これらの情報がきちんと印刷されているか確認する検査のことを「印字検査」といいます。

■ シールずれ検査

シールずれ検査

バーコードラベルや食品表示のシールなどが、所定の位置に貼られていることを確認するのが「シールずれ検査」です。位置はもちろんのこと、角度(傾きや回転)も確認します。

■ ピンホール検査

ピンホール検査

包装に発生したごく小さな穴のことをピンホールといい、その有無を確認する検査を「ピンホール検査」と呼びます。ピンホールも噛み込みと同様に品質に影響を及ぼすため、重要な検査の一つです。

■ ダーツ検査

ダーツとはパウチしたときにタック部にできるシワのことをいい、その有無を調べる検査のことをダーツ検査といいます。ダーツがあるとシール部の密着性が低下し、品質に影響を及ぼす場合があります。

■ 個数検査

個数検査とは製品の個数を数える検査です。個数検査は人間の視覚でも可能ですが、個数の間違いはクレームにつながるため、高い検査精度と速いスピードを両立できる検査装置の効果は大きいです。

外観検査ソリューションの導入事例

味噌汁やスープのフリーズドライ製品を製造する株式会社コスモス食品様に、外観検査装置と軟X線検査装置を組み合わせた外観検査ソリューションを導入しました。

■導入前の課題(目視検査)
  • 人によって検査基準に差がある
  • 新人教育に時間がかかる
  • 人員が少ないと休憩時間にしかトイレに行けないなど従業員への負荷が大きい
■導入効果
  • 検査精度の向上(検査基準の明確化)
  • 省人化(検査員2名の削減)
  • 包装機や検査装置のオペレーターの育成時間増加
事例の詳細はコチラ

お客様に合わせた設備をご提案いたします

人手不足解消や自動化をご検討中のお客様それぞれの課題に合わせたご提案をいたします。 ぜひ山善TFS支社にお問い合わせください。

■設備仕様例
  • サイズ :高さ1,800mm×幅1,000mm×奥行700mm
  • 検査能力 :120回転/min
  • 検査項目:噛み込み検査、印字検査、シールずれ検査、ピンホール検査
  • 検査対象 :アルミ包材、パウチなどの個包装製品
外観検査ソリューションの導入事例

ワークテストを実施しています

検査装置導入前に、実際に生産している製品でのワークテストが可能です。複数の製品でお試しください。

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